ラバーダム防湿を行う根管治療

なんでラバーダム防湿が必要なのか

どうしてラバーダム防湿が必要なのか

ラバーダム防湿は歯科先進国では、当たり前のようにしている処置です。口の中の唾液は感染部室の細菌を多く含み、その細菌に象牙質が汚染されると感染、虫歯になります。虫歯になると歯は、細菌による酸により歯が柔らかくなります。歯を構成している象牙質やエナメル質、セメント質が溶けていくことです。

唾液に極力汚染させないために1864年にアメリカニューヨーク開業の歯科医師、Dr Sanford C Barnum により考案された技術です。これは当時の歯科治療では、金箔充填という虫歯の部分を削ったのちに文字通り金箔を少しずつその虫歯を削った箇所に詰めることです。金箔は何も接着剤がなくても、金属のイオン反応により温めた金箔と金箔が結合することを使用していますが、湿気があると金箔同士が結合いたしません。そのためにラバーダム防湿が生まれ、呼気の湿度をコントロールして金箔充填を行うというのが初めでした。

しかし現在は歯科接着学が進み、コンポジットレジンと言われる白い材料に置き代わっっています。歯科接着という意味でも湿度のコントロールがとても重要になります。

ヒトの口腔内は限りなく湿度100%に近い環境というのは、ご自身の口の中が唾液で潤っていたならば簡単に理解できる事だと思います。また唾液の中には、細菌が多く存在し虫歯や歯周病の原因になります。湿度、湿気、細菌は肉眼で観ることが出来ません。細菌は染色した後に光学顕微鏡を使えば可視化できますが、歯科医院の診療椅子の横では簡単に観ることは不可能です。湿度に関しても照明を変えるとか特殊なことをすない限りみることができません。

そのため折角、感染部をきれいに虫歯の部分を清潔にしたとしても一度唾液に触れるとそれは汚染され、感染部になってしまいます。

今から約150年前に考案されたラバーダム防湿法を使えば、唾液に汚染される心配や湿度による接着による影響も防ぐ事が出来る唯一の方法がラバーダム防湿です。

日本ではラバーダム防湿の意識が低くラバーダム防湿を歯科医師自身が軽視しているように感じています。

自分が歯科治療を受けるのであれば必ずラバーダム防湿をして欲しいと思いますし、ラバーダム防湿を否定や軽視する同業者を信じられません。どんなきれいない仕上がりやいい治療と言われていても、ラバーダム防湿をしなければ全ては水の泡、歯科先進国であれば、ラバーダム防湿を行わない根管治療、根幹治療、マイクロスコープを用いた根幹治療、マイロエンド、マイクロスコープを用いた根管治療、歯内療法は存在しないのです。

さらに現在は接着歯学、歯の接着が特に日本のメーカーがリードと取り進んでいますが、全てはラバーダム防湿を行なっているの前提での話です。メーカーが実験室で出すエナメル質や象牙質との接着力は、臨床、口の中で可能な限り実験室と同じ環境にして接着操作を行う必要があります。

東京都港区虎ノ門のマイクロスコープ歯科診療の吉松歯科医院では海外のトップクリニシャン、上手なマイクロスコープ歯科医師、顕微鏡歯科医師と一緒に講演する機会があり、直接教わり、ラバーダム防湿を他の日本の歯科医師たちよりもとても重要に考えています。根管治療ではラバーダム防湿をすることは当たり前に教育にはなっているのでが、実際マイクロスコープ歯科、マイクロスコープ歯科診療を看板に上げている顕微鏡歯科医師のアンケートを観るととても低い数字でおどきます。

世界ではNo Rubber dam, No Endo という言葉が共通の認識です。

いかなる理由があろうともラバーダム防湿をしない根管治療や根幹治療、マイクロエンド、マイクロスコープを用いた根幹治療、マイクロスコープを用いた根管治療は存在しないのです。

東京都港区虎ノ門吉松歯科医院では、現在教えてもらった、様々なテクニック以外で破折歯、クラックがある歯をを残すためにダブルクランプテクニックを考案しています。また修復治療や外科処置、インプラント治療においても可能な限りラバーダム防湿を行う事がマイクロスコープ歯科診療、マイクロスコープ歯科、顕微鏡歯科治療の治療効率化に繋がると感じております。

ラバーダム防湿こそ、歯医者の良心です、目に見えない細菌や湿気から歯を守りマイクロスコープ歯科治療の仕事効率化の第一歩です。

東京都港区虎ノ門にある吉松歯科医院では2002年開業時よりラバーダム防湿をとても重要に考えています。現在はさらにラバーダム防湿の技術が進み、ほとんど全ても処置でラバーダム防湿を行うように心掛けています。

ラバーダム防湿をしない言い訳を考えるよりも、どうしたら上手くラバーダム防湿が出来るかを考える事が患者のためには必要な事です。

また同業者向けにラバーダム防湿の実習も開催しているのでご相談ください。

ラバーダム防湿か必ず必要な処置、ラバーダムこそ歯科医師の良心