歯の磨きすぎは要注意! 正しい歯磨き方法&健康な歯を維持するコツ!

「最近歯がしみるようになったのは、歯の磨きすぎが原因だろうか」「歯の磨きすぎでどんな悪影響があるか知りたい」とお考えではないでしょうか。歯磨きは、歯の健康を守り美しい口元を作るためにも欠かすことができません。しかし、磨きすぎたり間違った磨き方をしていたりするのでは逆効果になってしまいます。

そこで今回は、歯の磨きすぎについて詳しく解説しましょう。

  1. 歯を磨きすぎるとどんな悪影響がある?
  2. 歯磨きの適正時間は?
  3. 歯や歯茎を傷めないようにする方法は?
  4. デンタルフロスや歯間ブラシによる問題点
  5. デンタルフロスや歯間ブラシの正しい使い方
  6. 歯の磨きすぎに関するよくある質問

この記事を読むことで、正しく歯を磨く方法や健康な歯を保つコツがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.歯を磨きすぎるとどんな悪影響がある?

最初に、歯を磨きすぎることの悪影響について見ていきましょう。

1-1.歯の表面がすり減る

歯を磨きすぎると、歯の表面がすり減ってしまいます。歯は、再石灰化で自動修復できるものの、修復スピードが追い付かないと損傷したままになってしまうのです。歯の表面がすり減ると、虫歯になりやすかったり着色汚れが付着しやすくなったりします。ゴシゴシと強くブラッシングしている人は、特に注意してください。

1-2.歯茎が傷付く

歯の磨きすぎは歯茎を傷付け、出血したり化膿(かのう)したりする原因になります。また、歯茎がやせてしまい、歯の付け根が露出してしまうこともあるのです。一度やせた歯茎は、なかなか元どおりになりません。硬めの歯ブラシを使っている人は、特に気を付けてください。

1-3.知覚過敏になる

歯の磨きすぎで、知覚過敏になることがあります。知覚過敏とは、冷たいものを食べたり飲んだりすると歯がしみる症状のことです。歯を磨きすぎると表面が削れ、歯の神経が刺激されやすくなります。知覚過敏があると食事が苦痛になり、場合によっては栄養不足の原因になるので早めに対策してください。

2.歯磨きの適正時間は?

歯磨きの適正時間は何分程度か、どんな注意点があるのか解説します。

2-1.1回3分間程度が理想

歯磨きの時間は、1回3分程度が理想です。時間が短すぎると、磨き残しが発生しやすくなります。1回3分なら、忙しい朝や時間がないお昼休みにも十分対応できるはずです。厳密に3分ピッタリでなくていいので、目安として意識しながら磨くといいでしょう。

2-2.時間が長すぎると歯や歯茎に負担がかかる

歯磨きの時間が長すぎると、磨きすぎになり歯や歯茎に負担がかかりやすくなります。時間をかけて丁寧に歯磨きしたつもりが、かえって歯の健康に悪影響を与えてしまっているのです。ムダに時間をかけるよりも、効率よく歯磨きする方法を身に付けましょう。

3.歯や歯茎を傷めないようにする方法は?

歯や歯茎を傷めないための方法を詳しく解説します。

3-1.磨くときに力を入れすぎない

歯を磨くときに力を入れすぎないようにしましょう。力を入れすぎると、歯や歯茎に大きなダメージを与えるだけです。歯こうや食べかすは、力を入れなくても丁寧なブラッシングで十分に落とすことができます。毛先の細い歯ブラシを選ぶことで、力を入れずに隅々まで磨きやすくなるので試してみてください。歯ブラシを当てる強さは、150g程度を目安にしましょう。実際に食品スケールなどで確認し、力を入れる感覚をつかむことをおすすめします。

3-2.歯ブラシを小刻みに動かして縦に磨く

歯を磨くときは、歯ブラシを小刻みに動かして1本ずつ磨くように意識しましょう。歯ブラシを縦に持つと1本ずつ磨きやすくなります。横に持って磨くよりも、はるかに効率よく歯に負担をかけずに磨くことができるはずです。磨き残しが発生しやすい歯と歯の間を特に意識し、軽い力でブラッシングしましょう。

3-3.歯ブラシを定期的に交換する

歯ブラシを定期的に交換することも大切です。毛先が広がってきたら、早めに交換してください。目安として1か月に1回交換するといいでしょう。毛先が広がった歯ブラシでは、正しくブラッシングできません。また、必要以上に力を入れてしまったり磨きムラができたりする原因になります。

3-4.研磨効果の高い歯磨き粉を避ける

歯の健康を守るためにも、研磨効果の高い歯磨き粉を避けましょう。強い研磨剤が入った歯磨き粉を使うと、磨きすぎになりやすいのです。正しいブラッシングをしていれば、研磨剤が入っていない歯磨き粉でも問題ありません。磨き残しが気になる人は、マウスウォッシュを併用するのもいいでしょう。

4.デンタルフロスや歯間ブラシによる問題点

デンタルフロスや歯間ブラシを使うとどんな問題点があるのか、詳しく見ていきましょう。

4-1.歯茎や歯を傷付けることがある

デンタルフロスや歯間ブラシは、正しく使わないと歯や歯茎を傷付けることがあります。力を入れて使ったり、無理やり入れたり引っ張ったりしないようにしましょう。特に、歯茎はデリケートなので、出血しやすいのです。出血した部分が化膿(かのう)して歯肉炎などを引き起こすこともあるので、十分に気を付けてください。

4-2.歯並びや位置によってはうまく使えない

歯並びによっては、デンタルフロスや歯間ブラシがうまく使えないことがあります。歯並びが悪いと、歯と歯が重なっている部分などに入らないこともあるでしょう。無理やり使おうとすると、歯や歯茎に大きな負担をかけてしまいます。また、歯の位置によって使いやすい・使いにくいの差が大きいものです。特に、奥歯はデンタルフロスや歯間ブラシが使いにくいため、歯間の汚れが残ってしまうことがあります。

4-3.通常のブラッシングと併用する必要がある

デンタルフロスや歯間ブラシだけでは、歯の表面や細かなへこみなどに入り込んだ汚れを落としきることができません。そのため、通常のブラッシングと併用する必要があります。デンタルブラシや歯間ブラシを使っているからといってブラッシングをおろそかにすると、虫歯や歯周病を引き起こす原因になるので注意しましょう。

5.デンタルフロスや歯間ブラシの正しい使い方

デンタルフロスや歯間ブラシの効果を高めるためにも、正しい使い方をマスターしましょう。

5-1.自分に合ったサイズのものを使うこと

デンタルフロスや歯間ブラシには、さまざまなサイズがあります。初心者は、一番細いもの・小さなものを購入するいいでしょう。太いサイズのものは、うまく歯間に入らなかったり歯や歯茎に負担がかかったりすることがあるので注意してください。自分に合ったサイズがよく分からないときは、歯科に相談するのもいい方法です。

5-2.デンタルフロスや歯間ブラシの基本的な使い方

デンタルフロスや歯間ブラシの使い方を解説します。それぞれの使用説明も併せてよく読んで正しく使いましょう。

5-2-1.デンタルフロスの使い方

デンタルフロスの基本的な使い方は、以下を参考にしてください。以下は、糸巻きタイプのデンタルフロスを使用した場合です。

  1. デンタルフロスを40cm程度の長さに切る
  2. 両手の中指に2~3回巻きつけて、15cm程度の長さを目安にピンと張る
  3. 両手の親指と人差し指で2cm程度の距離になるよう、糸をつかむ
  4. 歯間にノコギリを挽くように挿入する
  5. スムーズに糸が入るところまで下ろしたら、歯に巻きつけるようにして2~3回上下に動かす
  6. 使い終えたらゆっくりとノコギリを挽くように動かし、上から取り除く

新たな歯間を磨くときはデンタルフロスをずらし、未使用の部分を使うようにしましょう。なお、ホルダー付きデンタルフロスなら、より手軽に使うことができます。

5-2-2.歯間ブラシの使い方

歯間ブラシの使い方は、以下をご覧ください。

  1. 歯間ブラシを片手で持ち、歯間にゆっくりと斜めに挿入する
  2. 歯間ブラシを水平にし、歯間を2~3回往復させる
  3. 表側が終わったら裏側から同様に行う
  4. 使用後はキレイな水でよく洗って、乾かす

歯間ブラシの毛先にばらつきが見られたら、新しいものに交換しましょう。

5-3.歯科で指導を受けよう

デンタルフロスや歯間ブラシを正しく使うためには、歯科で指導を受けるのが一番です。以下のようなポイントを満たす歯科なら、より安心でしょう。

  • 歯科治療・予防歯科で豊富な実績がある
  • ブラッシング指導など予防歯科に力を入れている
  • 虫歯などの治療が必要な場合は、治療方針を分かりやすく説明してくれる
  • 治療費用が明確
  • 歯科医師を含むスタッフの感じがよく高圧的な態度を取らない
  • 院内設備の整理・掃除が行き届いている
  • 通いやすい立地にある
  • 都合のいい日時に予約を取りやすい
  • 患者からの評判がいい

吉松歯科でも、デンタルフロスや歯間ブラシの使い方をはじめ、正しいブラッシングの指導を行っています。まずは、お気軽にご相談ください。

6.歯の磨きすぎに関するよくある質問

最後に、歯の磨きすぎに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.磨きすぎになりやすい歯は?
A.犬歯および第一臼歯です。磨きやすい位置で、歯磨きの際に力がかかりやすいので特に注意してください。

Q.歯を磨きすぎでダメージを与えるなら磨かないほうがいい?
A.いいえ。歯を磨かないと虫歯や歯周病などの原因になります。あくまでも磨きすぎが問題であり、正しい方法で磨くことが大切です。

Q.磨きすぎに注意していたら口臭が出てきたのですが?
A.歯の磨き残しが発生している可能性があります。歯磨きの方法を見直して、隅々までブラッシングするようにしてください。なお、磨き方にクセがある可能性もあるので、歯科で指導を受けることをおすすめします。

Q.知覚過敏があって歯を磨くとつらいのですが?
A.以下を試してみてください。

  • 力を入れないよう慎重にブラッシングする
  • 知覚過敏用の歯磨き粉を使う
  • 口をゆすぐときに人肌程度のぬるま湯を使う

Q.定期的に歯科に通って指導を受けるメリットは?
A.正しいブラッシング方法やデンタルフロス・歯間ブラシの使い方をマスターでき、清潔で美しい口元を長期間維持できることです。虫歯や歯周病の早期発見・治療ができるのも大きなメリットでしょう。

まとめ

今回は、歯の磨きすぎについて詳しく解説しました。歯の磨きすぎは、歯や歯茎を傷める原因になります。歯磨きの際に力を入れすぎていたり長時間ブラッシングしすぎていたりすると、磨きすぎになるので注意してください。まずは、現在の歯磨き方法を見直し、正しいブラッシング方法を身に付けましょう。歯磨きの際、ブラッシングとデンタルフロスや歯間ブラシを併用することをおすすめします。信頼できる歯科に相談し、正しいブラッシング方法と併せて使い方の指導を受けるといいでしょう。

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