銀歯が痛い理由はなに? 考えられる原因と3つの対処法を紹介!

1.「銀歯が痛い」その症状

まずは、銀歯の特徴や痛みが出たときの症状・痛みを放置する影響などをまとめました。

1-1.銀歯は金属でできた詰めもの

銀歯とは、虫歯の治療後に歯にかぶせる詰めもののことです。日本で最も多く使われているのが「12%パラジウム」という銀合金素材の銀歯で、公的保険が適用されます。銀歯の目的は、治療によって歯が欠損した場合に失われる咀嚼(そしゃく)機能を回復させることです。金属でできているので強度にすぐれており、食べものを噛んでも割れたり摩耗したりする心配はありません。

1-2.痛みの症状はさまざま

虫歯治療で銀歯を入れた後、痛みが出ることがあります。痛みの症状として多いのは、以下のようなものです。

  • ものを噛むと痛む
  • しみるような痛みがある
  • 銀歯の周辺の歯も痛む
  • 時間がたってから痛み出す

1-3.歯茎の腫れが伴う場合も

痛みと同時に、歯茎の腫れが起こる場合もあります。この場合、銀歯の周りの歯肉が炎症を起こしてしまうことが原因です。歯肉炎の治療が必要になるため、歯茎の腫れが伴う痛みがある場合は、すぐに受診することをおすすめします。

1-4.放置すると大がかりな治療が必要になる可能性も

銀歯の痛みを放置すると、虫歯が神経に達して顎に膿(うみ)がたまり、口を開くこともできなくなってしまう可能性があります。根の治療を受けるために、歯医者に長期間通うことになるでしょう。「痛みがいつまでも続く」「どんどんひどくなっていく」という場合は、できるだけ早く歯科医に相談してみることをおすすめします。

2.銀歯が痛くなる原因

銀歯が痛くなる原因として考えられるものをご紹介しましょう。

2-1.銀歯治療後の期間によって痛みの原因は異なる

銀歯が痛む原因は、銀歯を入れてからどのくらい経過しているかによって異なります。銀歯を入れてすぐ痛む場合は、治療によって神経が過敏になっていることが原因と考えられるでしょう。銀歯は熱が伝わりやすい性質のため、慣れるまで冷たいものがしみることもあります。銀歯を入れてから数か月たって痛み出す場合は知覚過敏を起こしている可能性があり、数年たってから痛み出す場合は銀歯の下で虫歯が進行している可能性が高いでしょう。

2-2.しみるような痛みの場合

虫歯治療後は歯の神経が敏感になっているため、銀歯を入れた後もしみるような痛みを感じることがあります。また、治療によって神経がダメージを受けていることも考えられるため、神経が回復するまではしみやすくなるのです。

2-3.ものを噛めないほど強い痛みの場合

ものを噛めないほど強い痛みがある場合は、神経に炎症が起こっている可能性が考えられます。虫歯になると神経が炎症を起こしますが、治療しても炎症が治まらないほど深い虫歯の場合は、銀歯を入れた後も強い痛みが発生するのです。

2-4.周りの歯も痛む場合

銀歯だけでなく周りの歯も痛む場合、歯周病などが原因で歯の根元がやせてしまい、知覚過敏になっている可能性があります。また、銀歯の周りの歯は虫歯になりやすいため、虫歯が原因で痛みが発生していることも考えられるでしょう。

2-5.歯茎の腫れや膿を伴う場合

痛みのほかに歯茎が腫れたり膿が出たりしている場合は、根尖(こんせん)性歯周炎を起こしている可能性があります。歯根の周辺組織が炎症を起こしていることが原因の病気です。放置しておくと顔の腫れや副鼻腔(ふくびくう)炎を引き起こすこともあります。

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