歯槽膿漏が口臭の原因になる? 対策方法や予防のポイントを詳しく解説!

最近口臭が強くなったような気がする。口臭に加えて、歯茎が赤くなって腫れてきた。こんな悩みを抱えていませんか? 歯茎が腫れる、口臭が強くなるというのは、歯槽膿漏(しそうのうろう)の典型的な症状です。歯槽膿漏(歯周病)は、30代以上の8割が発症しているといわれる病気ですが、治療をしなければやがて歯が抜けてしまいます。また、歯槽膿漏がひどくなるにつれて口臭も強くなるでしょう。

そこで今回は、歯槽膿漏で口臭が強くなる理由や対策方法を紹介します。

  1. 歯槽膿漏の基礎知識
  2. 歯槽膿漏の治療と口臭対策
  3. 歯槽膿漏の予防方法
  4. 歯槽膿漏に関するよくある質問

この記事を読めば、歯槽膿漏の治療方法や予防方法もよく分かるでしょう。最近、歯茎の状態が気になるという人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.歯槽膿漏の基礎知識

はじめに、歯槽膿漏とはどのような病気かを解説します。

1-1.歯槽膿漏とはどのような病気?

歯槽膿漏とは、歯垢(しこう)の中にいる細菌が原因で歯肉に炎症が起こる病気です。初期のころは「歯肉炎」とも呼ばれています。歯肉炎が起こると歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」という溝が深くなり、そこに細菌が入りこむのです。その結果、さらに炎症が進み、やがて歯を支えている骨を溶かしてしまいます。

1-2.歯槽膿漏と口臭との関係

歯槽膿漏が進むと、歯周病の原因となる細菌の代謝が活発になります。この代謝の結果、作られた物質が悪臭の原因です。歯槽膿漏が進行すれば、最近の数も増え代謝物も増加します。その結果、口臭が強くなるのです。

1-3.歯槽膿漏になりやすい人とは?

歯槽膿漏は、加齢と共に発症率が上がります。食事をすると食べかすが歯の間にたまり、これが歯垢となるのです。歯垢は歯磨きや唾液である程度落とすことができますが、年齢が上がるにつれて唾液の量が少なくなります。その結果、歯垢がたまりやすくなり、歯槽膿漏の発症率が上がるのです。また、歯磨きがいいかげんな人や、口呼吸の習慣があって口の中が乾燥しがちな人が、歯槽膿漏を発症しやすいでしょう。

1-4.口臭をチェックする方法

口臭は、なかなか自分では気づきにくいものです。歯茎が腫れたり歯が伸びてきたような感じがしたりしてきたら、歯槽膿漏の可能性があるため、一度歯医者を受診しましょう。病院によっては、口臭を数値化する機械があります。それで測定すれば、口臭がどのくらいあるのか分かるでしょう。

2.歯槽膿漏の治療と口臭対策

この項では、歯槽膿漏を治療することによって講習を改善する方法を紹介します。

2-1.歯槽膿漏は早期治療が大切

歯槽膿漏は症状が進行すれば、歯を支える土台が溶けてしまいます。一度溶けた骨は元に戻ることはありません。歯槽膿漏は、早期に治療すれば、症状が進行する前に治すことができます。歯茎が腫れた・口臭が強くなった気がする・歯磨きをするたびに血が出るといった自覚症状がある場合は、できるだけ早く歯医者を受診しましょう。

2-2.歯槽膿漏の治療方法

歯槽膿漏の治療は、原因となる細菌を歯垢ごと取り除きます。その後、薬で炎症を抑えて細菌の活動を抑えるのです。必要があれば、人工骨などを用いて失った部分を補います。また、再発防止に歯磨き指導などを行う歯医者も多いでしょう。細菌が少なくなり炎症が治まれば、口臭も減少してくるはずです。歯槽膿漏の治療には健康保険が適用されます。治療にかかる費用は、通院1回につき、数千円程度です。

2-3.歯科医の選び方

歯槽膿漏の治療には、時間がかかります。また、再発防止のために定期的に通院することも必要です。そのため、歯槽膿漏の治療実績が豊富で、通院しやすい病院を選びましょう。会社帰りに通院したい場合は、会社近くの歯医者がおすすめです。

2-4.歯槽膿漏の治療を受ける際の注意点

前述したように、歯槽膿漏は一度治療しても再発する可能性があります。定期的に歯の状態をチェックしてもらうことが大切です。治療が終わっても歯磨きをしっかりと行い、3か月に1度程度のペースで検診を受けましょう。

3.歯槽膿漏の予防方法

この項では、歯槽膿漏の予防方法を紹介します。

3-1.自分でできる予防方法

歯槽膿漏を予防するには、歯磨きが大切です。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシや液体歯磨き(マウスウォッシュ)などを利用し、歯と歯の隙間に残った食べかすをしっかりと取り除きましょう。また、ドラッグストアで販売されている歯槽膿漏予防グッズを利用してもいいですね。

3-2.予防歯科の重要性

歯槽膿漏は、歯茎が腫れたり歯がぐらぐらしたりといった自覚症状が出たときには、かなり進行しています。かかりつけの歯医者を作り、定期的に検診を受けましょう。歯医者が苦手な人は多いと思いますが、検診ならば痛みもありません。歯槽膿漏を早期発見・早期治療するためにも定期検診を受けましょう。

3-3.歯槽膿漏を予防する際の注意点

歯槽膿漏の自覚症状が出てから歯槽膿漏の予防グッズを使っても効果は期待できません。自覚症状が出た場合は、すぐに病院を受診してください。

4.歯槽膿漏に関するよくある質問

この項では、歯槽膿漏や口臭対策に関するよくある質問を紹介しましょう。

Q.歯槽膿漏が原因の口臭は、口臭対策グッズでは消すことができますか?
A.いいえ。臭いの原因となる細菌を取り除かない限り、臭いがなくなることはありません。

Q.歯槽膿漏は、何歳ぐらいから発症しますか?
A.歯磨きの仕方が悪いと、20代でも発症することがあるでしょう。

Q.歯槽膿漏はどのくらいの治療で改善しますか?
A.歯槽膿漏の程度によるでしょう。歯槽膿漏が重症であるほど治療には時間がかかります。

Q.歯槽膿漏の口臭は自分では気づきにくいのでしょうか?
A.歯槽膿漏に限らず、口臭では自分ではなかなか気がつかないものです。ですから、人から指摘されて初めて気がつくこともあるでしょう。

Q.歯槽膿漏は、自然治癒することはないのですか?
A.はい。ほとんどありません。ですから、歯医者で適切な治療を受けることが大切です。

まとめ

いかがでしたか? 今回は、歯槽膿漏と口臭の関係や口臭対策などについて解説しました。歯槽膿漏はほぼすべての人に発症する可能性がある病気です。だからこそ、早期の治療が大切になります。また、歯槽膿漏になる前に予防することも重要です。自覚症状が何もなくても、定期的に歯医者で検診を受けましょう。

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