歯に良いこと・悪いことについて解説! 虫歯予防・対策のための基礎知識

「虫歯」ができるたび、痛い思いをすることになるでしょう。誰だって好き好んで虫歯になりたくはありません。虫歯を防ぎ健康的な歯を維持するには「歯」に良いこと、悪いことを知ることが大切です。虫歯になる仕組みや予防法など、歯の知識を持っていれば防ぐことができます。

そこで、これから歯に良いこと、悪いこと、虫歯の治療法と対策について詳しく説明していきましょう。虫歯になりやすい人はぜひ参考にしてください。

  1. 歯に良いこと
  2. 歯に悪いこと
  3. 虫歯の治療法と対策

1.歯に良いこと

毎日の生活習慣をきちんとしていれば、虫歯になる確率が低くなります。虫歯を防ぐためにも、歯に良いことを把握しておきましょう。今までの生活を見直しながら確認してくださいね。

1-1.健康的な歯にする「栄養素」

私たちは必ず食べ物や飲み物を毎日口にしています。実は、日ごろの食生活こそ虫歯や歯の健康に関係する大切なポイントです。食生活の乱れは虫歯のもとになる“菌”を大量に生み出してしまいます。ファストフードやコンビニ弁当、菓子類、飲料水など歯に悪い物ばかり食べてはいけません。

健康的な歯を維持するには、健康的な歯にする「栄養素」を摂取してください。たとえば、代表的な栄養素が“カルシウム”です。歯の原料にもなるカルシウムは、体のおよそ99%が歯や骨に入っています。大豆、牛乳などの乳製品、小魚や桜えびなどカルシウムを摂取していきましょう。

また、ほかにも歯の土台をつくる“たんぱく質”や歯周病の悪化を防ぐ“マグネシウム”など、歯の健康に必要な成分がたくさんあります。

1-2.咀嚼(そしゃく)回数を増やす

あなたはご飯を食べるとき、よくかんでいるでしょうか。かむことを“咀嚼(そしゃく)”と言いますが、咀嚼(そしゃく)回数が多ければ多いほど口腔(こうくう)環境が良くなります。なぜなら、咀嚼(そしゃく)回数が増えると唾液がたくさん出てくるからです。唾液は虫歯の原因となる菌をやっつけてくれます。

また、消化の助けや脳の働きを活性化するので一石二鳥です。さらに、あごの発達を助けてくれます。あごの発達は歯の強化につながる大切なことです。よって、普段の食生活からよくかんで食べるように心がけてください。おなかがすいたときは咀嚼(そしゃく)回数が増える“キシリトールガム”をかむと良いでしょう。キシリトールガムは虫歯の予防効果として抜群です。

1-3.起床時と寝る前の「歯磨き」

「歯磨き」は歯に良いこととして重要です。虫歯対策の基本になります。ただし、きちんと正しい方法で歯磨きをしなければなりません。実際、間違った歯磨きをしている人は多いです。
自分の磨き方が合っているかどうか、プロの歯科医師にチェックしてもらいましょう。しっかり虫歯治療をしている歯医者では歯磨きの仕方を教えてくれます。間違っているところがあれば指摘してくれるので安心してください。

そして、正しいやり方をマスターしたら歯磨きをする“タイミング”に注目しましょう。実は、歯磨きのタイミングも非常に大切です。虫歯の菌は夜に繁殖しやすい傾向があります。増殖した菌によって発生した「酸」が歯のエナメル質をとかしていくのです。つまり、起床時には口の中がたくさんの菌であふれています。虫歯を防ぐためにも、寝る前と起床時にしっかり歯磨きをしていきましょう。

2.歯に悪いこと

2-1.歯に悪い食べ物と飲み物

私たちが口にしている物の中には歯に悪い物がひそんでいます。できるだけ避けておきたい歯に悪い食べ物・飲み物は、“糖分が多い物”や“酸が強い物”です。スナック菓子など糖分が多い食べ物は、歯をとかす酸に変化しやすい特徴を持っています。決して、糖分自体が歯をとかすわけではありません。口内に存在している菌が糖分を摂取・分解して酸を生み出すのです。よって、糖分が多い食べ物をたくさん食べるほど酸が発生しやすくなります。

また、コンビニや自動販売機ですぐに手に入る“炭酸系ジュース”も要注意です。炭酸飲料や果実ジュースにはたくさんの砂糖が入っています。特に、酸が強いレモンやビールなどの炭酸飲料はできるだけ避けてください。

2-2.喫煙や口呼吸

普段からタバコを吸っている人は虫歯になりやすい傾向があります。なぜなら、タバコに入っている成分が歯肉(しにく)を硬くしてしまうからです。歯肉(しにく)を硬くするだけでなく、出血を抑える働きもあるため、歯周病や虫歯の症状に気づきにくくなります。虫歯や歯周病になりやすい、治療をしても治りにくい傾向があるので注意しなければなりません。

また、頻繁にタバコを吸っている人は少しずつ数を減らしていきましょう。タバコは歯が黄ばみやすくなるので見た目も悪くなります。

そして、もう1つ歯に悪いことが「口呼吸」です。口呼吸をしていると、口の中が乾きやすくなります。唾液の分泌量が非常に少なく細菌の活動性が高くなるでしょう。唾液は細菌を洗い流してくれる作用があるため、少なくなればなるほど虫歯になりやすくなります。口呼吸をしている人は意識して「鼻呼吸」に改善してください。

3.虫歯の治療法と対策

3-1.虫歯の進行状態に合った治療をする

人によって虫歯の治療法はさまざまです。初期症状であれば、簡単な治療で治すことができるでしょう。もし、神経に菌が達している場合は“根幹治療”が必要です。歯医者によっては自分の歯を残しつつ虫歯治療を受けることができます。必ずしも自分の歯を取らなければならないわけではないので安心してください。自分にとって安心できる歯医者に診てもらうことが大切です。

最先端マイクロスコープでの根幹治療であれば痛みが少なく治りも早くなります。抜歯しか方法がない虫歯でも、マイクロスコープを利用すれば歯を残して治療できるでしょう。安心でき、虫歯の症状に合った方法で治療を受けてください。

3-2.菌を減らしながら歯を強くする

自分でできる虫歯対策はたくさんあります。定期的に歯医者でメンテナンスを受けながら、自宅で毎日歯の掃除をしていきましょう。食べ物や飲み物を摂取すれば、歯の表面に食べかすや菌がついてしまいます。歯の表面についた菌を放置すればするほど虫歯が進行するでしょう。
未然に虫歯を防ぐには、日ごろからデンタルフロスや歯磨きをして清潔さを保ち続けることが大切です。

そして、歯を強くしていきましょう。虫歯になりかけている歯は保護してくれるエナメル質がはがれている状態です。初期段階であれば、フッ素が入っている物でエナメル質が復活できます。日本茶や緑茶でうがいをする、市販のフッ素いり歯磨き粉を使用するなど工夫をしていきましょう。

まとめ

歯に良いこと、悪いこと、虫歯の治療法と対策について説明しました。虫歯になりやすい人は日ごろの生活を改善しなければなりません。食べている物や飲んでいる物、歯磨きの仕方など生活習慣を見直してください。

そして、できるだけ歯に良いことを毎日続けていきましょう。歯に悪いことを続けていけば、虫歯も治りません。逆に、毎日歯や口の中を清潔にしておけば虫歯や歯周病になりにくい口腔(こうくう)環境になります。

自分でできることを家で続けていき、定期的に歯医者でメンテナンスをしてください。歯医者での入念なメンテナンスも虫歯予防の大切なポイントになります。

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