眠れないほど激しい歯痛! 効果的な応急処置は?

眠れないほど激しい歯痛! 効果的な応急処置は?

歯が痛いけれど、歯医者に行きたくないと悩んでいる方は少なくありません。子どもだけでなく大人でも、歯医者が苦手な方は多いのです。しかし、虫歯は放っておいても絶対に治りません。痛みをがまんしているうちに、夜間激痛に襲われることもあるでしょう。

そこで今回は、眠れないほどの歯痛に襲われた場合の応急処置をご紹介します。夜間、激しい歯痛が起こったときに試してみてください。ただし、今回ご紹介するのはあくまでも「応急処置」です。痛みが治まったらすぐに歯医者に行きましょう。

  1. 激しい歯痛が起こる原因は?
  2. 歯痛の応急処置法は?
  3. 歯が急に痛み出さないようにする方法

1.激しい歯痛が起こる原因は?

激しい歯痛が起こる原因は?

歯痛にも種類があります。ものがしみる程度の痛みから、眠れないほどの痛みまでいろいろです。この項では、まず歯痛が起こる原因の代表例をご紹介します。

1-1.虫歯

歯痛が起こる代表的な原因です。しかし、いきなり激痛がはしることはありません。虫歯はだんだんと症状が進むにつれて、痛みも強くなるのです。歯医者に行きたくなくて痛みをがまんし続けていたら、ついにがまんできなくなるくらい痛くなったという方も少なくありません。

1-2.治療中の歯が痛む

歯を抜いた部分や、治療中の歯が急に痛み出すことは珍しくありません。時間がたってから痛みが出てくる可能性がある場合は、歯科医から痛み止めが処方されることが多いでしょう。それで痛みを抑えてください。痛み止めが切れるとすぐに痛みがぶりかえす状態が1日以上続く場合は、できるだけ早くもう一度歯医者に行きましょう。

1-3.詰め物が取れた

詰め物は、歯の神経を守るために詰まっています。それが取れると、水や食べ物が神経を刺激して、激しい痛みが起こる場合もあるでしょう。また、銀歯などが取れた場合も同様です。また、詰め物の下で虫歯が再発しているケースもあります。詰め物が取れたら、熱いもの、冷たいもの、固いものは食べずにできるだけ早く歯医者に行きましょう。

1-4.そのほかの原因

歯痛は歯茎や副鼻腔(ふくびくう)、さらにそのほかの病気が原因で発生することがあります。虫歯がなく詰め物にも変化がない場合に、いきなり激しい歯痛が起こった場合は虫歯以外の病気も疑いましょう。意外な原因としてはストレスで歯が痛む場合もあります。

2.歯痛の応急処置法は?

歯痛の応急処置法は?

では、夜間や休日などかかりつけの歯科医が休診中のときに痛みが発生したら、どうすればよいのでしょうか? この項では、一時的に痛みを止めたりやわらげたりする方法をご紹介します。

2-1.市販の痛み止めを利用する

「歯痛に効く」と説明書きに記してある痛み止めを飲めば、歯痛を一時的に止めることができます。歯科医から処方された痛み止めが切れてしまったという場合は、市販の痛み止めで代用してください。ただし、使用上の注意を必ず守ってください。なお、「新今治水」という歯痛を止める塗り薬もあります。こちらは、妊娠中でも使えますので「強い痛み止めが使えない」という場合は、利用してみてください。第二医薬品ですので、スーパーでも販売されています。

2-2.冷やす

歯の痛みは冷やすと痛みがやわらぎます。保冷剤や冷却シートなどを使えば、痛む部位をピンポイントで冷やせるでしょう。また、氷を口に含んでも冷やせます。逆に、入浴したり激しい運動をしたりして血行をよくすると痛みが強くなりますので、気をつけましょう。抜歯した後などは入浴をシャワーで済ませると、痛みがぶりかえしにくいです。

2-3.歯を磨く

歯の間に食べ物のカスが挟まっていると、その刺激で歯痛が起こる場合があります。ですから、優しくブラッシングをして、歯をきれいにしましょう。特に、詰め物が取れてしまった場合は、その穴をきれいにすると痛みがやわらぎます。

2-4.夜間救急を利用する

転んだり何かに強くぶつかったりして歯を割ってしまったという場合や、何をやっても痛みが治まらないという場合は夜間救急を利用してください。最近は、歯科医の夜間救急もあります。ただし、すべての自治体に歯科医の夜間救急があるわけではありません。市役所のホームページなどを確認してみましょう。また、自宅と診療所が併設している歯科医の場合は、診療外の時間でも電話が通じることがあります。

「治療をしてもらった歯が急に痛み出し、痛み止めもきかない」という場合は、一応連絡してみましょう。また、東京や大阪などの都市部では、24時間営業している歯科医もあります。かかりつけ医でなくても応急処置はしてもらえるので、利用してみるのもひとつの方法です。

3.歯が急に痛み出さないようにする方法

歯が急に痛み出さないようにする方法

最後に、急に激しい歯痛が起こらないようにするための方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

3-1.虫歯の治療を途中で投げ出さない

虫歯の治療は、まず痛みを止めてから治療をします。虫歯の状態がひどいほど、治療は長引くでしょう。しかし、中には痛みが止まったら治療を中断してしまう人もいます。中途半端に治療をしたまま歯医者に行かなくなると、しばらくして歯はもっと痛み出すのです。ですから、痛みが消えても歯科医から完治を告げられるまで通いましょう。

3-2.詰め物や銀歯の定期的な点検をする

詰め物や銀歯をしていると、中で虫歯が再発してもなかなか気が付きません。また、時間とともに、詰め物や銀歯は劣化するのです。ですから、定期的に歯医者に通って点検してもらいましょう。そうすれば、異常が起こった場合はすぐに治療してくれます。

3-3.歯周病に注意する

歯周病は、40代以上の7割がかかっている歯茎の病気です。歯茎がはれて充血し、歯を支えていられなくなるので、重症化すれば歯が抜けてしまうでしょう。歯周病が重症化した場合、歯通が起こることもあります。歯周病は、初期症状がほとんどありません。「おかしいな」と気づいたころには症状が進んでいることが多いのです。ですから、40代以上になったら半年に1度は歯医者に行き、歯茎の状態をチェックしてもらいましょう。

歯茎を健康に保っていれば、高齢になっても自分の歯でものが食べられます。歯医者が苦手という気持ちもわかりますが、歯周病のチェックや初期の治療は嫌な音を出す機械も使いませんし、痛みもありません。

おわりに

歯が急に激しく痛み出した場合の応急処置についてのまとめ

今回は、歯が急に激しく痛み出した場合の応急処置をご紹介しました。

まとめると

  • 市販の痛み止めを利用する
  • 歯を冷やす
  • 歯を丁寧に磨く
  • 可能ならば、夜間救急を利用する

ということです。歯が痛いときに押すツボなどもありますが、激しい歯痛の前ではほとんど意味がありません。また、正露丸を歯に詰めるのもやめてください。効果がないばかりか治療の邪魔になるだけです。虫歯が悪化したときの歯痛は、想像している以上にひどいもの。また、この状態で歯医者に駆けこんだ場合、治療に時間もお金もかかります。ですから、痛いなと思ったら即治療しましょう。

定期的に歯の健康チェックも忘れずに。今は、痛くない治療をしてくれる歯医者も多いです。仕事が忙しい場合は、職場近くの歯医者に通いましょう。昼休みなどを利用すれば仕事中でも治療が受けられるでしょう。

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