歯ぎしりの原因と予防方法は? 歯科医に相談してみよう!

「寝ている間に歯ぎしりがひどいよ」と指摘されて驚いた経験はありませんか?
歯ぎしりをする人は意外と多いのです。
なんと、赤ちゃんでも歯ぎしりをします。
しかし、歯ぎしりをしすぎると健康に悪影響が出る場合もあるのです。
そこで、今回は歯ぎしりの原因や予防法をご紹介します。
あなたの体の不調も、もしかしたら歯ぎしりが原因かもしれません。
家族に歯ぎしりを指摘されたという方や葉を強くかみしめるくせがある方は、ぜひこの記事を読んで解決のヒントをつかんでください。

  1. 歯ぎしりって何?
  2. 歯ぎしりの原因は?
  3. 歯ぎしりの危険性
  4. 歯ぎしりを予防する方法
  5. おわりに

1.歯ぎしりって何?

歯ぎしりの「ぎしり」とは「強くかみしめる」という意味があります。
つまり、歯ぎしりとは歯を強くかみしめる行為全般を指すのです。
ところで、歯ぎしりは寝ている間にするものというイメージがありますが、起きているときも歯ぎしりをします。
何か悔しいことがあると奥歯をぐっとかみしめるくせがある人はいませんか?
これは「クレンチング」と呼ばれる歯ぎしりの一種。
また、緊張すると歯をカチカチと鳴らす人もいますが、これは「タッピング」という名前の歯ぎしりです。
つまり、食べ物をかむ以外に歯を強くかみしめる行為は、歯ぎしりになります。

2.歯ぎしりの原因は?

なぜ、人は歯ぎしりをするのでしょうか?
この項では、歯ぎしりの原因をご紹介していきます。

2-1.原因の多くがストレス?

歯ぎしりの原因はほとんどがストレスです。
古い映画などで、女性がヒステリーを起こしてハンカチをかみしめるシーンを見たことがある人はいませんか?
何かを強くかみしめるという行為は、ストレス解消になります。
「ストレスなんて特に感じていない」という人でも、自覚がないだけでストレスがたまっていることもあるでしょう。
寝ているときに歯ぎしりをする人は、無意識のうちにストレスを発散しているのです。
また、奥歯をぐっとかみしめたり、歯をカチカチと鳴らしたりするくせのある人はストレスを感じたときに行うことが多いと思います。

2-2.かみ合わせが悪いケースもある

歯のかみ合わせが悪いと、歯ぎしりをするケースもあります。
歯の生え方によっては、口を閉じると歯と歯がぶつかり合ってしまうこともあるのです。
ちなみに、正常な歯の生え方をしている場合は、口を閉じても上と下の歯がぶつかり合うことはありません。
かみ合わせが原因で歯ぎしりが起こる場合は、歯科医に相談してみましょう。
矯正や抜歯することで歯ぎしりが改善するケースもあります。

2-3.子どもの歯ぎしりは成長の証

歯が生え始めた赤ちゃんや、小さな子どもも歯ぎしりをします。
しかも、大人が驚くほど大きな音を立てることもあるでしょう。
でも、赤ちゃんや子どもの歯ぎしりは成長過程で必要なものです。
永久歯に生え変わると共に落ち着いてくるでしょう。
永久歯が生えそろう12歳前後になっても歯ぎしりが頻繁に起こる場合や、学校の歯科検診で指摘を受けた場合は歯医者に相談してください。
それ以外は、放っておいても問題ありません。

3.歯ぎしりの危険性

では、歯ぎしりは歯にとってどのような危険性があるのでしょうか?
この項では、歯ぎしりのデメリットをご紹介します。

3-1.歯の寿命が短くなる

私たちがものをかむ力は、意外なほど強いです。
特に、奥歯は最大で200キロくらいの力がでます。
しかし、食事をするときはこれほど力を入れる必要はありません。
ですから、私たちは普段、無意識のうちに力をセーブしながらものをかんでいるのです。
しかし、歯ぎしりをするときは、力の制御が効きません。
100キロ以上の負荷をかけて、奥歯がぶつかり合っている可能性もあるのです。
このような歯ぎしりを長期間続ければ、当然歯の寿命は短くなります。
歯ぎしりがひどい人の場合だと、歯が割れてしまうこともあるでしょう。

3-2.肩こりやあごの痛み

奥歯をかみしめてみるとわかりますが、あごから肩にかけてぐっと力が入ります。
歯ぎしりの間中あごに力が入り続ければ、肩こりなどの原因になるでしょう。
また、あごに痛みがでたり顎関節症(がくかんせつしょう)という病気になったりする場合もあります。

3-3.家族の安眠妨害

歯ぎしりの音というのは、案外大きいのです。
また、「ギシギシ、キシキシ」と耳障りな音を立てる場合も多いでしょう。
一緒に眠っている家族の安眠妨害になるケースもあります。
本人は気づかないので、家族が耐えかねて告白して初めて歯ぎしりの事実を知った、という人もいるのです。
また、夫婦の場合は寝室を分けるきっかけになることもあります。

4.歯ぎしりを予防する方法

では、最後に歯ぎしりを予防する方法をご紹介します。
場合によっては歯科医に相談した方がよい場合もあるのです。

4-1.マウスピースを製作してもらう

寝ている間の歯ぎしりは、本人にも止めようがありません。
そこで、歯医者でマウスピースを作ってもらうという方法があります。
マウスピースは、歯のカバーでもあるのでつけていれば歯ぎしりは起こりません。
夜寝る前に装着すればよいので、日常生活に支障も出ないでしょう。

4-2.歯の矯正

かみ合わせが悪いことが原因で歯ぎしりが起こる場合は、歯の矯正を行いましょう。
現在は、歯の矯正は子どものうちに済ませる人が多いですが、30代~40代が子どものころは今より歯列矯正が一般的ではありませんでした。
ですから、ひどい歯並びでなければ放置されていた人も多かったのです。
大人の歯列矯正は時間がかかりますが、マウスピースと併用すれば家族に迷惑もかかりません。

4-3.ストレスを歯ぎしりで解消しない

ストレスを歯ぎしり以外のことで解消するように心がけても、歯ぎしりは解消します。
特に起きている間に歯ぎしりをする人は、奥歯をかみしめたくなったらスルメやおしゃぶり昆布のような、かみごたえがあるものをかみましょう。
また、ガムをかむのも効果的です。
さらに、ストレスの元がわかっているならそれを解消する努力をしてください。
難しいとは思いますが、そうすることで歯ぎしりは改善していきます。
起きているときの歯ぎしりは、寝ているときにする歯ぎしりに比べて改善しやすいです。
何とかして歯をかみしめずにいる方法をいろいろと試してみてください。

5.おわりに

いかがですか?今回は歯ぎしりの原因と予防法をご紹介しました。
まとめると

  • 起きていても、歯ぎしりをする場合がある。
  • 歯ぎしりの原因はストレスであることが多い。
  • 歯科医に相談して、マウスピースを作ったり歯列矯正を行ったりしよう。
  • ストレス解消法を考えよう。

ということです。
歯ぎしりはひとり暮らしだと気がつかないケースもあります。
もし、虫歯でもないのに奥歯が痛くなったり歯がぐらついていたりするようであれば、歯ぎしりをしている可能性が高いでしょう。
歯ぎしりを放置しておくと、歯がすり減ったり最悪の場合歯が割れたりしてしまいます。
また、歯ぎしりをしている人の歯は歯科医が見ればすぐにわかるそうです。
歯ぎしりを治すのは時間がかかります。
しかし、マウスピースを作ったりして歯ぎしりを改善する努力はしましょう。
ちなみに、マウスピースを作るときには健康保険が適用になります。
ですから、5,000円程度で作れるでしょう。
どうも、歯ぎしりをしているようだから何とかしたいという場合は、最寄りの歯医者に相談してみましょう。

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