根幹治療 マイクロスコープを用いた根幹治療

東京都の吉松歯科医院のニュース

ドクターズ・ファイルに取材を受けました

虎ノ門駅から徒歩約1分の場所にある「吉松歯科医院」。院内はモダンで上品なインテリアで統一され、ゆったりとした空間でとても落ち着ける雰囲気だ。こちらのクリニックで特徴的な治療が、マイクロスコープを用いた根幹治療。高い技術力に裏打ちされた吉松宏泰院長の治療により、他院で抜歯を勧められた歯でも可能な限り残すことができるという。実際にドクターを頼って遠方から通う患者も多く来院している。また治療の説明も丁寧で徹底しており、治療前・治療中・治療後の様子を写真で確認しながら治療を進めるため、患者にとっても非常に安心感が強い。クリニックでの治療のみならず、海外の学会での発表なども精力的にこなし、日々技術と知識を研鑽する吉松院長にお話を伺った。
(取材日2013年7月9日)


根幹治療のエキスパートとして、なるべく抜歯をしない治療を

―開業されるまでの経緯を教えてください。


大学を卒業後は、京橋の村岡歯科医院の村岡博先生のもとで、7~8年勉強をさせていただきました。村岡先生は「総義歯の神様」と呼ばれる補綴の第一人者で、様々な学会で会長などを務めておられました。年に2度ほどは海外に講演や研修に行き、また日本全国をまわって講演などを行い、後進の育成にも積極的なお方で、私もいつもついてまわってお手伝いをさせていただいておりました。村岡先生からは技術はもちろんですが、歯科医師のフィロソフィー、診療における哲学を教えていただいたと感謝しております。その後2002年10月に、当院を開業しました。日本の中心的な場所で歯科治療を提供して行きたいと思い、虎ノ門での開院を決めました。

―患者さんはどのような方が多いのでしょうか?

当院では得意とする根幹治療に力を入れ、開業時よりマイクロスコープを用いた根幹治療をメインに治療を提供しております。ですから患者さんも、クリニックのホームページで治療内容を見て来院される方が圧倒的に多いですね。他院で抜歯を勧められたけれど、どうしても残したいとおっしゃって、飛行機に乗って遠方から来られる方も多くおられます。米国の大学院ではマイクロスコープを使った根幹治療が教育のスタンダードなのですが、当院が顕微鏡を取り入れたときは日本でまだ100台も導入されていなかったと思います。現在はもっと増えていると思いますが、持っていることと使いこなせることはまた別の話です。マイクロスコープを使いこなすには、熱意も時間もかかります。練習も必要ですが、必要な道具自体が少ない頃から行っていましたので、治療のための道具を自分で開発するところから手がけていました。そのような経験からも、当院では精度の高い治療を提供することが可能だと自負しております。

―マイクロスコープの治療の特徴を教えてください。


当院ではなるべく抜歯を行わない歯科治療をめざしています。自身の歯が残っていれば、それを土台に被せ物を作ったりと、治療の可能性も広がるからです。それには精確実な根幹治療が欠かせませんが、マイクロスコープを使用すると、肉眼の約24倍での処置が可能となります。従来はこれを手探り、いわば勘のようなもので行っていたわけですから限界がありました。見えない部分に組織の取り残しがあれば、そこから炎症を起こしたり、再発するリスクも高かったんです。また根管の形は歯によってすべて異なり、単純な形態から完全な治療が不可能なほど複雑ものまで様々です。非常に難しい治療といえますので、豊富な経験と技術も必要になる治療です。また当院では治療時にはラバーダム防湿を必ず行い、よりリスクを少なくすることにも努めています。

画像を使ってわかりやすく説明し、患者い納得いただいた上で治療が始まる

―あまり聞き慣れないのですが、ラバーダム防湿とはどのようなものですか?


根管治療をする歯だけを露出させ、それ以外の部分に装着するゴム製のコートのようなものをラバーダムと言います。ご存知のように、人間の唾液には多くの細菌が存在しています。根管治療の際、カバーをしない状態で進めると、唾液の中の細菌が歯根に入る危険性があります。また根幹治療の一般的な方法として、物理的に取りきれない根っこの先の歯髄は、次亜塩素酸という塩酸で洗い流します。その薬品が口腔内の粘膜や舌に触れてしまうと、やけどなどの事故につながってしまいます。それらを回避する方法がラバーダム防湿です。訴訟大国のアメリカでは根管治療の際にラバーダムを装着をしないと、裁判になった際には負けてしまうと言われるくらいに普通の治療です。しかし装着には手間がかかり、技術も必要なので、日本では多くの医院でラバーダムを使用しないのが現状です。しかし当院では必ずラバーダムをかけ、より確実な治療をめざしています。

―治療において、最も大切にされていることは何ですか?

患者さんに対する説明を、徹底的に行うところです。治療の写真や動画は必ず撮影し、患者さんにも見ていただきます。治療がどのように進んでいくかを、術前・術中・術後とその都度写真で確認していただき、治療後にもう一度「今日はこういう治療をした」と説明してさし上げます。またただの写真では、いくら歯科医師が「虫歯は取れましたよ」と申し上げても、患者さんは客観的にはわかりませんよね。そのために当院ではカリエスディテクターという虫歯検知薬を使用して、よりわかりやすくお伝えする方法をとっています。この薬を歯に塗布すると緑色に染まるのですが、濃い緑色になるとそこは感染部分、つまり虫歯です。証拠ではないですけれども、誰が見ても取り残しがないことを、ご自身で確認していただくことは歯科医師の言葉よりも説得力があると思いますし、何より患者さんも安心感が得られると思います。

―確実な治療を提供するために、様々な方法を使っておられるのですね。


先ほども申し上げましたが、当院には他院での根幹治療がうまくいかなかった方、納得がいかないという方が多く来院されます。いろいろなクリニックに行かれた患者さんは、治療に対して不信感を抱かれています。そのような患者さんに治療内容をご納得いただくためには、私の人間的な魅力云々よりも事実、現実です。私は歯科医師は技術を提供する職業だと思っていますから、その場限り、行き当たりばったりの治療を希望される方はお断りする場合もあります。当院では1日に3~4人の患者さんに、1~4時間お時間を取って治療を行っております。自分が受けたい治療を提供することと、患者さんの幸せを第一に考えることをモットーとしていますので、そういったスタンスで治療していることをご納得いただき、任せていただいたなら、私は持てる技術を最大限に提供できるよう全力で努めさせていただいきます。



―今後、力を入れて行きたいことはございますか?

海外の学会などで、治療の発表をすることにも力注しているので、今後も積極的に参加していきたいと思っています。アメリカなどでは可能性の低い歯は、無理な治療はせずに抜いてインプラントへ、という潮流があります。私が見ると、根や歯周病の治療をすれば、抜かずに済むと思っても抜歯している症例がたくさんあるんです。リスクヘッジのために歯を抜いてしまうのは、やはりもったいないと。ですから「根幹治療ではこんなこともできる」という症例を発表していくことで、技術的な部分を海外にも伝えていきたいと思っています。自分の治療を発表すると、批判もあるし肯定の意見ももらえます。それがあるからこそ医師の技術もステップアップしますし、海外のドクターと刺激しあい学んだことは、クリニックでより良い治療を患者さんに提供することにつながります。また海外の学会に行くことで、リアルタイムで最新の情報を得るられ、すぐれた材料を買ってくることもできます。直近では9月にヨーローッパ歯内療法学会に出席し、発表をして参ります。

―読者にメッセージをお願いします。


日本の歯科は、先進国の中でも特に遅れていると言われています。薬事法など法律の関係で、国内では使用できない海外の良い材料を使うときには自費治療になるのがその一因でしょう。日本では保険での治療が当たり前という意識がまだ根強くありますが、患者さんのことを本当に考えるならば、歯科医師の判断で治療法や修復物の材質を選ぶ方が理想的な治療を行うことができると私は信じています。本来、資本主義の医療は、ドクターの技量や使う材料によって治療費が変わるのは当たり前なんです。歯科の自費診療費が医院ごとに異なるのが、患者さんが歯科を選ぶ際に混乱する一つの原因ですし、提供される治療の質や治療方法も医師それぞれで違うのが現実でもあります。高価であっても、質が伴わない医院も残念ながらあります。現在はホームページの記載などにも規制がかかっていませんから、情報過多になり、患者さんも歯科医院を選びにくい時代であるとは思います。だからこそご自身が得られる利益に対し、対価が等しいと思えるクリニックを選択されることが、必ずやメリットになるはずです。それにはやはり治療前に納得がいくまで説明を受け、将来の歯やご自身の生活までを考えた治療計画を立てて治療することが大切です。患者さんも受け身ではなく、いくつかの歯科医院でカウンセリングを受けるなど、積極的に歯科を探して選択すアクションを起こすことも、良いドクターに巡り会うためには大切だと思いますよ。

虎ノ門駅から徒歩約1分の場所にある「吉松歯科医院」。院内はモダンで上品なインテリアで統一され、ゆったりとした空間でとても落ち着ける雰囲気だ。こちらのクリニックで特徴的な治療が、マイクロスコープを用いた根幹治療。高い技術力に裏打ちされた吉松宏泰院長の治療により、他院で抜歯を勧められた歯でも可能な限り残すことができるという。実際にドクターを頼って遠方から通う患者も多く来院している。また治療の説明も丁寧で徹底しており、治療前・治療中・治療後の様子を写真で確認しながら治療を進めるため、患者にとっても非常に安心感が強い。クリニックでの治療のみならず、海外の学会での発表なども精力的にこなし、日々技術と知識を研鑽する吉松院長にお話を伺った。
(取材日2013年7月9日)


根幹治療のエキスパートとして、なるべく抜歯をしない治療を

―開業されるまでの経緯を教えてください。


大学を卒業後は、京橋の村岡歯科医院の村岡博先生のもとで、7~8年勉強をさせていただきました。村岡先生は「総義歯の神様」と呼ばれる補綴の第一人者で、様々な学会で会長などを務めておられました。年に2度ほどは海外に講演や研修に行き、また日本全国をまわって講演などを行い、後進の育成にも積極的なお方で、私もいつもついてまわってお手伝いをさせていただいておりました。村岡先生からは技術はもちろんですが、歯科医師のフィロソフィー、診療における哲学を教えていただいたと感謝しております。その後2002年10月に、当院を開業しました。日本の中心的な場所で歯科治療を提供して行きたいと思い、虎ノ門での開院を決めました。

―患者さんはどのような方が多いのでしょうか?

当院では得意とする根幹治療に力を入れ、開業時よりマイクロスコープを用いた根幹治療をメインに治療を提供しております。ですから患者さんも、クリニックのホームページで治療内容を見て来院される方が圧倒的に多いですね。他院で抜歯を勧められたけれど、どうしても残したいとおっしゃって、飛行機に乗って遠方から来られる方も多くおられます。米国の大学院ではマイクロスコープを使った根幹治療が教育のスタンダードなのですが、当院が顕微鏡を取り入れたときは日本でまだ100台も導入されていなかったと思います。現在はもっと増えていると思いますが、持っていることと使いこなせることはまた別の話です。マイクロスコープを使いこなすには、熱意も時間もかかります。練習も必要ですが、必要な道具自体が少ない頃から行っていましたので、治療のための道具を自分で開発するところから手がけていました。そのような経験からも、当院では精度の高い治療を提供することが可能だと自負しております。

―マイクロスコープの治療の特徴を教えてください。


当院ではなるべく抜歯を行わない歯科治療をめざしています。自身の歯が残っていれば、それを土台に被せ物を作ったりと、治療の可能性も広がるからです。それには精確実な根幹治療が欠かせませんが、マイクロスコープを使用すると、肉眼の約24倍での処置が可能となります。従来はこれを手探り、いわば勘のようなもので行っていたわけですから限界がありました。見えない部分に組織の取り残しがあれば、そこから炎症を起こしたり、再発するリスクも高かったんです。また根管の形は歯によってすべて異なり、単純な形態から完全な治療が不可能なほど複雑ものまで様々です。非常に難しい治療といえますので、豊富な経験と技術も必要になる治療です。また当院では治療時にはラバーダム防湿を必ず行い、よりリスクを少なくすることにも努めています。

画像を使ってわかりやすく説明し、患者い納得いただいた上で治療が始まる

―あまり聞き慣れないのですが、ラバーダム防湿とはどのようなものですか?


根管治療をする歯だけを露出させ、それ以外の部分に装着するゴム製のコートのようなものをラバーダムと言います。ご存知のように、人間の唾液には多くの細菌が存在しています。根管治療の際、カバーをしない状態で進めると、唾液の中の細菌が歯根に入る危険性があります。また根幹治療の一般的な方法として、物理的に取りきれない根っこの先の歯髄は、次亜塩素酸という塩酸で洗い流します。その薬品が口腔内の粘膜や舌に触れてしまうと、やけどなどの事故につながってしまいます。それらを回避する方法がラバーダム防湿です。訴訟大国のアメリカでは根管治療の際にラバーダムを装着をしないと、裁判になった際には負けてしまうと言われるくらいに普通の治療です。しかし装着には手間がかかり、技術も必要なので、日本では多くの医院でラバーダムを使用しないのが現状です。しかし当院では必ずラバーダムをかけ、より確実な治療をめざしています。

―治療において、最も大切にされていることは何ですか?

患者さんに対する説明を、徹底的に行うところです。治療の写真や動画は必ず撮影し、患者さんにも見ていただきます。治療がどのように進んでいくかを、術前・術中・術後とその都度写真で確認していただき、治療後にもう一度「今日はこういう治療をした」と説明してさし上げます。またただの写真では、いくら歯科医師が「虫歯は取れましたよ」と申し上げても、患者さんは客観的にはわかりませんよね。そのために当院ではカリエスディテクターという虫歯検知薬を使用して、よりわかりやすくお伝えする方法をとっています。この薬を歯に塗布すると緑色に染まるのですが、濃い緑色になるとそこは感染部分、つまり虫歯です。証拠ではないですけれども、誰が見ても取り残しがないことを、ご自身で確認していただくことは歯科医師の言葉よりも説得力があると思いますし、何より患者さんも安心感が得られると思います。

―確実な治療を提供するために、様々な方法を使っておられるのですね。


先ほども申し上げましたが、当院には他院での根幹治療がうまくいかなかった方、納得がいかないという方が多く来院されます。いろいろなクリニックに行かれた患者さんは、治療に対して不信感を抱かれています。そのような患者さんに治療内容をご納得いただくためには、私の人間的な魅力云々よりも事実、現実です。私は歯科医師は技術を提供する職業だと思っていますから、その場限り、行き当たりばったりの治療を希望される方はお断りする場合もあります。当院では1日に3~4人の患者さんに、1~4時間お時間を取って治療を行っております。自分が受けたい治療を提供することと、患者さんの幸せを第一に考えることをモットーとしていますので、そういったスタンスで治療していることをご納得いただき、任せていただいたなら、私は持てる技術を最大限に提供できるよう全力で努めさせていただいきます。



―今後、力を入れて行きたいことはございますか?

海外の学会などで、治療の発表をすることにも力注しているので、今後も積極的に参加していきたいと思っています。アメリカなどでは可能性の低い歯は、無理な治療はせずに抜いてインプラントへ、という潮流があります。私が見ると、根や歯周病の治療をすれば、抜かずに済むと思っても抜歯している症例がたくさんあるんです。リスクヘッジのために歯を抜いてしまうのは、やはりもったいないと。ですから「根幹治療ではこんなこともできる」という症例を発表していくことで、技術的な部分を海外にも伝えていきたいと思っています。自分の治療を発表すると、批判もあるし肯定の意見ももらえます。それがあるからこそ医師の技術もステップアップしますし、海外のドクターと刺激しあい学んだことは、クリニックでより良い治療を患者さんに提供することにつながります。また海外の学会に行くことで、リアルタイムで最新の情報を得るられ、すぐれた材料を買ってくることもできます。直近では9月にヨーローッパ歯内療法学会に出席し、発表をして参ります。

―読者にメッセージをお願いします。


日本の歯科は、先進国の中でも特に遅れていると言われています。薬事法など法律の関係で、国内では使用できない海外の良い材料を使うときには自費治療になるのがその一因でしょう。日本では保険での治療が当たり前という意識がまだ根強くありますが、患者さんのことを本当に考えるならば、歯科医師の判断で治療法や修復物の材質を選ぶ方が理想的な治療を行うことができると私は信じています。本来、資本主義の医療は、ドクターの技量や使う材料によって治療費が変わるのは当たり前なんです。歯科の自費診療費が医院ごとに異なるのが、患者さんが歯科を選ぶ際に混乱する一つの原因ですし、提供される治療の質や治療方法も医師それぞれで違うのが現実でもあります。高価であっても、質が伴わない医院も残念ながらあります。現在はホームページの記載などにも規制がかかっていませんから、情報過多になり、患者さんも歯科医院を選びにくい時代であるとは思います。だからこそご自身が得られる利益に対し、対価が等しいと思えるクリニックを選択されることが、必ずやメリットになるはずです。それにはやはり治療前に納得がいくまで説明を受け、将来の歯やご自身の生活までを考えた治療計画を立てて治療することが大切です。患者さんも受け身ではなく、いくつかの歯科医院でカウンセリングを受けるなど、積極的に歯科を探して選択すアクションを起こすことも、良いドクターに巡り会うためには大切だと思いますよ。

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