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東京都の吉松歯科医院のニュース

第13回日本歯内療法学会関東支部学術大会にて講演とテーブルクリニックを行います。

第13回学術大会・総会
テーマ「トラブルの予防法とリカバリー」
日時:2011年1月30日(日)9:30~17:00
場所:東京医科歯科大学
大会長:辻本 恭久(日本大学松戸歯学部) 
実行委員長:竹田 淳志(東京医科歯科大学)
講師:寺内 吉継先生(神奈川県開業)
   石井 隆資先生(日本歯科大学生命歯学部
   吉松 宏泰先生(東京都開業)
   小林 千尋先生(東京医科歯科大学)
   講演順
座長:藤井 万弘先生・辻本 恭久先生
午後テーブルクリニック大会
小嶋壽先生・服部操先生・天野晃先生・金丸順策先生・立浦秀丸先生・北村和夫先生・小塚昌宏/辻本恭久先生・藤井万弘先生・岡口守雄先生/吉松宏泰先生・小林千尋先生(順不同)
鈴木賢策賞 藤井万弘先生
支部会長賞 小塚昌宏/辻本恭久先生
展示企業:医歯薬出版,ULTRADENT JAPAN,ジーシー,シエン社,白水貿易,デンツプライ三金,ペントロン ジャパン,マイクロテック,マニー,茂久田商会,モリタ,ヨシダ,長田電気工業(順不同)


第13回関東甲信越静支部学術大会 
辻本恭久  大会長
平成23年1月30日,日本歯内療法学会関東甲信越静支部会の学術大会・総会が東京医科歯科大学で行われました.私,辻本恭久(日大松戸歯)が大会長を,実行委員長は竹田淳志先生(東京医科歯科)が勤めさせていただきました.午前9時30分に支部会長の小林千尋先生(東京医科歯科)のご挨拶,「日本代表が夜中の2時頃,オーストラリアに勝ちアジア杯の勝者になった試合を多くの先生方が見ていたために,寝不足の先生が多いと思いますが実りある学会にしましょう」ということで始まりました.午前中の講演は「トラブルの予防法とリカバリー」であり,寺内吉継先生(神奈川県開業),石井隆資先生(日本歯科),吉松宏泰先生(東京都開業),小林千尋先生(東京医科歯科)から,それぞれの臨床の立場からお話をいただきました.藤井万弘先生(東京都開業)と私が座長を勤めさせていただきましたが,総合討議に40分の時間を割いたのですが,議論白熱で時間が足りなくなり,懇親会で議論していただくことになりました.午後のテーブルセッションでは10組の先生方が発表を行なってくださり,各テーブルとも一杯でした.今回は記名投票でアンケートも書いていただきました.参加者の会員の先生方の投票の結果,鈴木賢策賞に藤井万弘先生(東京都開業),支部会長賞に小塚昌宏先生(日大松戸歯)が選ばれ,懇親会で表彰式が行なわれました.企業展示には,医歯薬出版,ULTRADENTJAPAN,ジーシー,シエン社,白水貿易,デンツプライ三金,ペントロン ジャパン,マイクロテック,マニー,茂久田商会,モリタ,ヨシダ,長田電気工業の各社が参加してくれました.誌面をお借りしてお礼申し上げます.今後益々関東甲信越静支部が発展しますよう心から願っております.参加していただいた多くの会員,実行委員,関係者に感謝いたします.
鈴木賢策賞を受賞して                
藤井万弘   東京都開業 
関東甲信越静支部会のテーブルクリニックは10数年前よりほぼ毎回発表しており、遥か昔に大会会長賞を頂いた記憶があります.
毎回アワードを目標に発表を続けてはいるものの、この数年は「先生惜しかったね!次点だったよ!」の声を何度となく聞き、完全にシルバーコレクターに徹していました.
今回やっと夢が叶ったという訳であります.(継続は力なり……?)
私のテーブルクリニックのいつものパターンは、担当の先生から電話をもらい、数が少し寂しいので「先生お願いします!」という形で、「NO!」とは絶対に言わない完璧なテーブルクリニックの自賠責保険的な要員の隊長の様でした.
しかし、今回は初めからいつもとは違っていました。何と!自分から一番乗りで申し込んだのです.
実は、この一年の臨床でおもしろい症例がいくつかあり、その一つは下顎の第一大臼歯に大きな分岐部病変があり、かなりの腫瘍と疼痛を主訴として来院された患者さんで,咬合面には適合の良いメタルインレーが装着されており、X線を誰がどう見ても有髄歯にしか見えない歯牙であり、まさにぺリオの教科書に分岐部病変として載っている様な歯牙だったのです.電気歯髄診を行ってみると何とEPT(-)!早速Endoを行い、いざ根充してみると遠心根には歯根1/3付近に側枝があり、近心根には1/2程の所から分岐部に向かって非常に太い側枝があり、ガッターパーチャーが分岐部病変に向かい見事に入っているではないですか!1ヵ月後2ヵ月後と予後のデンタルを撮って行くと、見る見る病変が消失して行ったのです.
とてもレアなケースで、今回私はどうしても若い先生方に分岐部に病変があるからといって教科書通りのぺリオの処置が最優先ではなく、インレーが入っていてあたかも有髄歯に見えても、診査診断の重要性をこのケースを通じて見てもらい、根尖病変が側枝が原因で分岐部病変の様に出来る事もあるのだという事を声を大にして訴えたかったため今回は志願兵として発表したのでした.
このケースが直接受賞に関係しているかどうかは別として、努力は必ず報われますので、これからテーブルクリニックをやってみたいと思っている若い先生方、いらっしゃいましたら恥ずかしがらず思い切って是非自分の臨床ケースを発表されてはいかがでしょうか?
私はそろそろ若い先生方に1つ席をゆずり聞く側に移り、また新たな発見もしたいな?とも思っております.
最後になりましたが、名誉ある鈴木賢策賞に恥じぬ様日々臨床を行い1本でも多くの天然歯と歯髄を救うことをお約束し受賞の感想とさせて頂きます.
大会会長はじめ実行委員の先生方にも深く感謝致します。ありがとうございました.
JEA関東甲信越静支部会長賞を受賞して
小塚昌宏( 日本大学松戸歯学部歯内療法学講座) 
この度,日本歯内療法学会関東甲信越静支部会学術大会において,「新しい形状のロータリー式ガッタパーチャリムーバーの開発」と題してテーブルクリニックで発表させて頂き,JEA関東甲信越静支部会長賞を頂くことができました.選考に際しては参加者全員の投票によって選ぶ方法がとられました。私は,日本歯内療法学会関東甲信越静支部会学術大会でのテーブルクリニックが2度目でした.前回のテーブルクリニックでも,支部会長賞を頂きましたが,まさか2度目までも支部会長賞を頂けるとは思っても見ませんでした.受賞が決まった時は,誠に感激いたしました.私の発表に対して投票してくださった,すべての先生方に感謝いたします.また,この日の発表ができたのも共同研究者の協力があってのことであり,辻本恭久准教授をはじめとする医局員,ならびに株式会社マニーの関係各位に感謝いたします.これからも,この賞を励みに,またこの賞に恥じないように日本の歯内療法学発展のために努力,研鑚していきますので,会員の皆様にはこれからもご指導のほど宜しくお願い申し上げます.
歯内療法学会に出席して思ったこと
林鋼兵  明海大学研修医 
私は今回の歯内療法学会関東甲信越支部会に参加して、大変貴重な経験ができたと感じました.というのも、まだ卒業して1年目の研修医が歯内療法のトップレベルの先生方の有難い講義が聴けるなんて信じられなかったです.
もちろん私では到底理解できないような内容ではあったのですが、それでも何とか話に付いていこうと思い必死に机にしがみついて聞いていました.そうそうたる著名な先生方が大勢いらっしゃる中、私はその場にいるだけで緊張していた事を今でもはっきり覚えています.
また、学会が終わった後の懇親会では先生方と食事をしながらお話をしたりして楽しく、とても素晴らしく充実した一日となりました.私はこういった場所には初めてだったのですが、大学ではあまり見られないファイルの破折片の除去、側枝へのアプローチ、巨大な根尖病変に対する処置など…それまで歯内療法はただ大変で、面倒などと思っていた自分が情けなく感じる程、歯内療法の重要さが自分のなりに分かったつもりです.
本当なら抜歯するような歯を残す、つまり歯科治療の中で最も大切な治療であり、抜歯の基準は誰が決めたの?患者さんが抜きたくないのに始めから抜くの?
当の先生方に言われている通りです、自分だったらそうしてほしいと思います.
私がこの度の学会で一番学ばせてもらった事、それはまさしく“歯を残す事の大切さ”であり、若い私が言うのも生意気かもしれませんが、これからの歯科人生を歩んでいくにあたり、“いかにして歯を残すか”を常に頭に入れて治療をしていきたいと強く思いました.最後に、このような機会を与えて下さった藤井先生には大変感謝致します.ありがとうございました.
アンケートより抜粋
Q今回の研修会・学術大会に参加されていかがでしたか?
寺内先生の破折ファイルのリカバリーについて細かい考察があり、参考になった.
ビデオ映像が多く理解が増した.
大会テーマを大きめにしてあって、講演内容が重ならないよう配慮してあった事.各講師のつなぐ基調講演を短く最初に行ってもより良いかと思います.
それぞれの講演された先生方のトラブルシューティングを伺えて有意義でした.
臨床に参考になる内容だった.
講演は臨床に役立つ知識が豊富に得られ、内容も重なる所なく網羅されていた.
面白かったし、非常に勉強になった.
「歯を守り抜く」という共通認識があった.
Q今回の講演、テーブルクリニックは今後の診療に役に立ちますか?
MTAによる充填の予後が良いという感じがあった.スーパーボンドシーラーも一つの方法と感じた.
EXTか保存かを考える上で役立ちました.破折ファイルの除去の仕方も勉強になりました.
「非歯原性歯痛」は増えていると思います。大変参考になりました.「除去のリカバリー」も参考になりました.
破折歯に対しての考え方が、参考になりました.
根管治療の予後がよくまとまっている.
CTの有用性が再確認出来ました.根尖付近の感染歯質の多さが分りました.
新しい材料などに興味があります.
Q今後、どのような講演をご希望ですか?
この学会こそマイクロメインでお願いします.
エンドにもっとCTなどが用いられる、その必要性など.
根管充填について(器材など)
破折のある歯牙の保存方法を詳しく聞いてみたいです.
ストレス→クレンチングと思われる患者が、急増しています.クラックも急増し、この状況の分析と対応を何人かの先生にガイドライン的な話をまとめてして頂きたい.
社会的なエンド(時間労力、器械、器材など、患者さんの反応、関心意見)
器具の滅菌法など.
洗浄についてもっと詳しく教えてくれる機会を!

東北・三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、お亡くなりになられた方々には、深い哀悼の意を捧げます.日本歯内療法学会関東甲信越静支部会では、日本赤十字社を通して、今回の地震で被災された方々の救援活動のための義援金として、壱百万円の支援を行いました.

2011年関東支部第15回サマーセミナー
日時:2011年8月25日(木)
場所:日本大学 駿河台校舎
大会長:小木曽 文内教授(日本大学歯学部) 
実行委員長:小森 規雄(日本大学歯学部)
テーマ:今の技術でどこまで歯を残せるか?
講師:岡口守雄先生(東京開業) 
   真坂信夫先生(東京開業) 
第13回ベーシックセミナー
ベーシックセミナー講師:岡口守雄先生 
詳細未定、決まり次第本部hpにて記載します. 

トラブルの予防法とリカバリーを受講して
服部操  東京都開業
第13回ウインター・ミーティングは日本チームのアジア・カップ優勝の喜びに寝不足のなか、東京医科歯科大学にて行われました.
午前中の講演では貴重な話が聞けただけでなく、その後に行われたデスカッションはまさに圧巻でした。会場も含めた日本を代表するエンドドンティスト達による、術式の勘所や診療への思いといった所にまで触れられ、このような会に参加でき幸運でした.
浅学な私には多くをお伝えできませんが、各講師の方々のキー・ワードと思われる言葉を挙げてみました.
寺内吉継先生は「周期疲労・ねじれ疲労、細い針金・太い鉄パイプ、4.5mm、対側の壁、2分以内、内わん側、レントゲンで確認、尖端径0.1mmのスプーン状、CPR8をシリコーン・ポイントで修正」.
石井隆資先生は「非歯原性歯痛、診断的局所麻酔、筋筋膜性歯痛・トリガーポイント・関連痛、心因性歯痛・身体表現性障害、気のせいじゃなくて病気、時間はかかるが治る、予約による診療形態、不必要な抜髄・抜歯、口腔顔面痛学会」.
吉松宏泰先生では「根尖性歯周炎こそ偶発症、チャレンジャーY先生、EBMだけじゃ臨床は、、レジン隔壁・出血・徹底的な軟象除去・洗浄液の影響・ボンディング、バイオアグリゲイト、MTAシーラー、クランプで復位可能な破折」.
小林千尋先生は「超音波吸引洗浄法、折れた歯科医より取ろうとした歯科医、それでも取れない症例、根尖孔外への吸引?、ファイバー・ポスト除去時に染める、岡口先生のマイクロ・エキスカ0.3mm、医療訴訟委員会からの紹介患者」.
なんだか解らない文で申し訳ございませんが、身近に日本の頂点の方々と触れ合える貴重な場でした。ありがとうございました.

 2011年5月26日発行 JEA関東甲信越静支部会  発行人 小林千尋/編集 吉松宏泰
第13回学術大会・総会
テーマ「トラブルの予防法とリカバリー」
日時:2011年1月30日(日)9:30~17:00
場所:東京医科歯科大学
大会長:辻本 恭久(日本大学松戸歯学部) 
実行委員長:竹田 淳志(東京医科歯科大学)
講師:寺内 吉継先生(神奈川県開業)
   石井 隆資先生(日本歯科大学生命歯学部
   吉松 宏泰先生(東京都開業)
   小林 千尋先生(東京医科歯科大学)
   講演順
座長:藤井 万弘先生・辻本 恭久先生
午後テーブルクリニック大会
小嶋壽先生・服部操先生・天野晃先生・金丸順策先生・立浦秀丸先生・北村和夫先生・小塚昌宏/辻本恭久先生・藤井万弘先生・岡口守雄先生/吉松宏泰先生・小林千尋先生(順不同)
鈴木賢策賞 藤井万弘先生
支部会長賞 小塚昌宏/辻本恭久先生
展示企業:医歯薬出版,ULTRADENT JAPAN,ジーシー,シエン社,白水貿易,デンツプライ三金,ペントロン ジャパン,マイクロテック,マニー,茂久田商会,モリタ,ヨシダ,長田電気工業(順不同)

第13回学術大会・総会開催報告
Duis aute irure dolor in reprehenderit in voluptate velit essnem
JEA関東News Letter11号
第13回関東甲信越静支部学術大会 
辻本恭久  大会長
平成23年1月30日,日本歯内療法学会関東甲信越静支部会の学術大会・総会が東京医科歯科大学で行われました.私,辻本恭久(日大松戸歯)が大会長を,実行委員長は竹田淳志先生(東京医科歯科)が勤めさせていただきました.午前9時30分に支部会長の小林千尋先生(東京医科歯科)のご挨拶,「日本代表が夜中の2時頃,オーストラリアに勝ちアジア杯の勝者になった試合を多くの先生方が見ていたために,寝不足の先生が多いと思いますが実りある学会にしましょう」ということで始まりました.午前中の講演は「トラブルの予防法とリカバリー」であり,寺内吉継先生(神奈川県開業),石井隆資先生(日本歯科),吉松宏泰先生(東京都開業),小林千尋先生(東京医科歯科)から,それぞれの臨床の立場からお話をいただきました.藤井万弘先生(東京都開業)と私が座長を勤めさせていただきましたが,総合討議に40分の時間を割いたのですが,議論白熱で時間が足りなくなり,懇親会で議論していただくことになりました.午後のテーブルセッションでは10組の先生方が発表を行なってくださり,各テーブルとも一杯でした.今回は記名投票でアンケートも書いていただきました.参加者の会員の先生方の投票の結果,鈴木賢策賞に藤井万弘先生(東京都開業),支部会長賞に小塚昌宏先生(日大松戸歯)が選ばれ,懇親会で表彰式が行なわれました.企業展示には,医歯薬出版,ULTRADENTJAPAN,ジーシー,シエン社,白水貿易,デンツプライ三金,ペントロン ジャパン,マイクロテック,マニー,茂久田商会,モリタ,ヨシダ,長田電気工業の各社が参加してくれました.誌面をお借りしてお礼申し上げます.今後益々関東甲信越静支部が発展しますよう心から願っております.参加していただいた多くの会員,実行委員,関係者に感謝いたします.
鈴木賢策賞を受賞して                
藤井万弘   東京都開業 
関東甲信越静支部会のテーブルクリニックは10数年前よりほぼ毎回発表しており、遥か昔に大会会長賞を頂いた記憶があります.
毎回アワードを目標に発表を続けてはいるものの、この数年は「先生惜しかったね!次点だったよ!」の声を何度となく聞き、完全にシルバーコレクターに徹していました.
今回やっと夢が叶ったという訳であります.(継続は力なり……?)
私のテーブルクリニックのいつものパターンは、担当の先生から電話をもらい、数が少し寂しいので「先生お願いします!」という形で、「NO!」とは絶対に言わない完璧なテーブルクリニックの自賠責保険的な要員の隊長の様でした.
しかし、今回は初めからいつもとは違っていました。何と!自分から一番乗りで申し込んだのです.
実は、この一年の臨床でおもしろい症例がいくつかあり、その一つは下顎の第一大臼歯に大きな分岐部病変があり、かなりの腫瘍と疼痛を主訴として来院された患者さんで,咬合面には適合の良いメタルインレーが装着されており、X線を誰がどう見ても有髄歯にしか見えない歯牙であり、まさにぺリオの教科書に分岐部病変として載っている様な歯牙だったのです.電気歯髄診を行ってみると何とEPT(-)!早速Endoを行い、いざ根充してみると遠心根には歯根1/3付近に側枝があり、近心根には1/2程の所から分岐部に向かって非常に太い側枝があり、ガッターパーチャーが分岐部病変に向かい見事に入っているではないですか!1ヵ月後2ヵ月後と予後のデンタルを撮って行くと、見る見る病変が消失して行ったのです.
とてもレアなケースで、今回私はどうしても若い先生方に分岐部に病変があるからといって教科書通りのぺリオの処置が最優先ではなく、インレーが入っていてあたかも有髄歯に見えても、診査診断の重要性をこのケースを通じて見てもらい、根尖病変が側枝が原因で分岐部病変の様に出来る事もあるのだという事を声を大にして訴えたかったため今回は志願兵として発表したのでした.
このケースが直接受賞に関係しているかどうかは別として、努力は必ず報われますので、これからテーブルクリニックをやってみたいと思っている若い先生方、いらっしゃいましたら恥ずかしがらず思い切って是非自分の臨床ケースを発表されてはいかがでしょうか?
私はそろそろ若い先生方に1つ席をゆずり聞く側に移り、また新たな発見もしたいな?とも思っております.
最後になりましたが、名誉ある鈴木賢策賞に恥じぬ様日々臨床を行い1本でも多くの天然歯と歯髄を救うことをお約束し受賞の感想とさせて頂きます.
大会会長はじめ実行委員の先生方にも深く感謝致します。ありがとうございました.
JEA関東甲信越静支部会長賞を受賞して
小塚昌宏( 日本大学松戸歯学部歯内療法学講座) 
この度,日本歯内療法学会関東甲信越静支部会学術大会において,「新しい形状のロータリー式ガッタパーチャリムーバーの開発」と題してテーブルクリニックで発表させて頂き,JEA関東甲信越静支部会長賞を頂くことができました.選考に際しては参加者全員の投票によって選ぶ方法がとられました。私は,日本歯内療法学会関東甲信越静支部会学術大会でのテーブルクリニックが2度目でした.前回のテーブルクリニックでも,支部会長賞を頂きましたが,まさか2度目までも支部会長賞を頂けるとは思っても見ませんでした.受賞が決まった時は,誠に感激いたしました.私の発表に対して投票してくださった,すべての先生方に感謝いたします.また,この日の発表ができたのも共同研究者の協力があってのことであり,辻本恭久准教授をはじめとする医局員,ならびに株式会社マニーの関係各位に感謝いたします.これからも,この賞を励みに,またこの賞に恥じないように日本の歯内療法学発展のために努力,研鑚していきますので,会員の皆様にはこれからもご指導のほど宜しくお願い申し上げます.
歯内療法学会に出席して思ったこと
林鋼兵  明海大学研修医 
私は今回の歯内療法学会関東甲信越支部会に参加して、大変貴重な経験ができたと感じました.というのも、まだ卒業して1年目の研修医が歯内療法のトップレベルの先生方の有難い講義が聴けるなんて信じられなかったです.
もちろん私では到底理解できないような内容ではあったのですが、それでも何とか話に付いていこうと思い必死に机にしがみついて聞いていました.そうそうたる著名な先生方が大勢いらっしゃる中、私はその場にいるだけで緊張していた事を今でもはっきり覚えています.
また、学会が終わった後の懇親会では先生方と食事をしながらお話をしたりして楽しく、とても素晴らしく充実した一日となりました.私はこういった場所には初めてだったのですが、大学ではあまり見られないファイルの破折片の除去、側枝へのアプローチ、巨大な根尖病変に対する処置など…それまで歯内療法はただ大変で、面倒などと思っていた自分が情けなく感じる程、歯内療法の重要さが自分のなりに分かったつもりです.
本当なら抜歯するような歯を残す、つまり歯科治療の中で最も大切な治療であり、抜歯の基準は誰が決めたの?患者さんが抜きたくないのに始めから抜くの?
当の先生方に言われている通りです、自分だったらそうしてほしいと思います.
私がこの度の学会で一番学ばせてもらった事、それはまさしく“歯を残す事の大切さ”であり、若い私が言うのも生意気かもしれませんが、これからの歯科人生を歩んでいくにあたり、“いかにして歯を残すか”を常に頭に入れて治療をしていきたいと強く思いました.最後に、このような機会を与えて下さった藤井先生には大変感謝致します.ありがとうございました.
アンケートより抜粋
Q今回の研修会・学術大会に参加されていかがでしたか?
寺内先生の破折ファイルのリカバリーについて細かい考察があり、参考になった.
ビデオ映像が多く理解が増した.
大会テーマを大きめにしてあって、講演内容が重ならないよう配慮してあった事.各講師のつなぐ基調講演を短く最初に行ってもより良いかと思います.
それぞれの講演された先生方のトラブルシューティングを伺えて有意義でした.
臨床に参考になる内容だった.
講演は臨床に役立つ知識が豊富に得られ、内容も重なる所なく網羅されていた.
面白かったし、非常に勉強になった.
「歯を守り抜く」という共通認識があった.
Q今回の講演、テーブルクリニックは今後の診療に役に立ちますか?
MTAによる充填の予後が良いという感じがあった.スーパーボンドシーラーも一つの方法と感じた.
EXTか保存かを考える上で役立ちました.破折ファイルの除去の仕方も勉強になりました.
「非歯原性歯痛」は増えていると思います。大変参考になりました.「除去のリカバリー」も参考になりました.
破折歯に対しての考え方が、参考になりました.
根管治療の予後がよくまとまっている.
CTの有用性が再確認出来ました.根尖付近の感染歯質の多さが分りました.
新しい材料などに興味があります.
Q今後、どのような講演をご希望ですか?
この学会こそマイクロメインでお願いします.
エンドにもっとCTなどが用いられる、その必要性など.
根管充填について(器材など)
破折のある歯牙の保存方法を詳しく聞いてみたいです.
ストレス→クレンチングと思われる患者が、急増しています.クラックも急増し、この状況の分析と対応を何人かの先生にガイドライン的な話をまとめてして頂きたい.
社会的なエンド(時間労力、器械、器材など、患者さんの反応、関心意見)
器具の滅菌法など.
洗浄についてもっと詳しく教えてくれる機会を!
皆様からのご意見ご希望などをMailにてお待ちしております.
事務局アドレス:golden-circle@nifty.com

東北・三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、お亡くなりになられた方々には、深い哀悼の意を捧げます.日本歯内療法学会関東甲信越静支部会では、日本赤十字社を通して、今回の地震で被災された方々の救援活動のための義援金として、壱百万円の支援を行いました.

2011年関東支部第15回サマーセミナー
日時:2011年8月25日(木)
場所:日本大学 駿河台校舎
大会長:小木曽 文内教授(日本大学歯学部) 
実行委員長:小森 規雄(日本大学歯学部)
テーマ:今の技術でどこまで歯を残せるか?
講師:岡口守雄先生(東京開業) 
   真坂信夫先生(東京開業) 
第13回ベーシックセミナー
ベーシックセミナー講師:岡口守雄先生 
詳細未定、決まり次第本部hpにて記載します. 

Micro-Endo  2011  トラブルの予防法とリカバリー

吉松宏泰

2002年 吉松歯科医院開業
日本歯内療法学会会員
AMED (Academy of Microscope Enhanced Dentistry) 会員

“器材がトラブルを起こすのではなく、器材を扱う術者がトラブルを起こすのである。”と、ラドル先生もおっしゃっている。
切削効率ばかり追い求め、ダイヤモンドバーなどの回転切削器具を多用するとパーフォレーションの危険性が高くなってしまうし、安全性ばかりを求め振動切削器具を多用すると治療効率が下がってしまう。今回は、臨床を通してトラブルの予防法とリカバリーについてお話ししたい。


   Micro-Endo 2011   根管充填剤としてMTAを考察する
東京SJCD              岡口 守雄・吉松 宏泰

  Micro-Endo 2011 
     Consideration of MTA as a root canal obuturation material
  Tokyo SJCD
  Morio OKAGUCHI, Hiroyasu YOSHIMATSU




根管治療は、現在ファンデーションレストレーションとして修復処置の下地作りとして考えられている。数年前より接着性レジンシーラーが市場に出てきてモノブロック構造という考えが出てきた。
根管充填材は、以前よりガッタパーチャーが用いられてきたが、リーケージの問題からレジロンに代表されるような新たなる物に変わりつつある。いくつかの文献では、従来のガッタパーチャーとシーラーのものよりリーケージの問題が少ないといわれている。
また、逆根管充填材としては、高い治療成績が報告されるようにMTAが第一選択肢になってきた。生体親和性、辺縁封鎖性、水硬性などを考えると通常の根管充填材としてもMTAを考えるようになった。
2007年ようやくMTAが国内で発売されるようになったが、国外を含めると5種類以上のMTAが手に入る。James Gutmann先生が紹介されていた新しいタイプのMTAは、2007年にカナダより発売されている。また今日ではMTAシーラー、ペーストタイプ、パテ状のモノも発売されている。
そこで今回は、症例を通して通常の根管充填材としてのMTAを考察したい。
前半は、吉松がなぜ?MTAなのか、を論文と自分の臨床を通して発表する。
後半は、岡口が破折歯の分類と破折歯の残し方を発表する。
マイクロスコープ、MTA、接着歯学これらの出現により従来、破折=抜歯であったが保存も可能なケースがある。
また破折歯と言っても破折線が歯冠部にあるのか、歯根部にあるのか、歯冠歯根部にあるのか、さらに垂直的なのか、水平的なのか、咬合由来なのか、エンド由来なのか、などによりさまざまな分類が出来る。そこで症例を交えて、破折の分類と破折歯の残し方を発表する。

Keyword:mineral trioxide aggregate,bioaggrigate,biocompability

日本歯内療法学会・支部会
関東甲信越静支部会


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2011年 第13回関東甲信越静支部会学術大会・総会のご案内
テーマ:トラブルの予防法とリカバリー
日    時:2011年1月30日(日) 9:30~18:30
会    場:東京医科歯科大学
大会会長 :辻本 恭久(日本大学松戸歯学部)
実行委員長:竹田 淳志(東京医科歯科医大学)
1.講演
   石井 隆資(日本歯科大学生命歯学部)
   吉松 宏泰(東京都開業)
   寺内 吉継(神奈川県開業)
   小林 千尋(東京医科歯科大学)
2.テーブルクリニック
  演題募集      締め切り 2011年1月10日
  送付先:〒157-0073 世田谷区砧8-7-16 コスモレジァ世田谷砧1F
       金丸歯科医院 金丸 順策 ℡ 03-3417-0410 FAX 03-3417-0420
新年会(ビアパーティ)参加費 無料!
事前登録締め切り:20011年1月20日(200名になり次第締め切らせていただきます)
※ 関東甲信越静支部会の会員でなくてもどなたでもご参加できます。
会費:会員事前登録会費5,000円、非会員及び会員当日会費7,000円、
研修医無料(但し事前登録してください。人数制限有り。)
*当日JEAに入会すると本セミナー参加費が無料になります。
申し込み方法:下記へご記入の上、現金書留にてお送り下さい。
銀行振り込みも可能ですが、振り込みは必ず本人のお名前(歯科医院名ではわからないので)でお願いします。
銀行振り込みの場合も、参加申込書は必ず郵送して下さい。
申し込み送付先:〒102-8158 東京都千代田区富士見 2-3-16 日本歯科大学附属病院
                      総合診療科  石井 隆資 TEL 03-3261-5511
振込先:三菱東京UFJ銀行 神楽坂支店 普通0767644
    ジェーイーエーカントウ イシイタカシ
問い合わせ:事務局 中島歯科クリニック内 FAX 0268-38-8217
E-mail:o_nakajima@conann.net

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2011.1.30(日)第13回関東甲信越静支部会学術大会・総会の参加申込書
連絡先 〒____________________________________________________________________________________________________________________________________ 
      ℡______________________________________________________________  FAX_____________________________________________________________
フリガナ
申込者氏名_____________________________________________________________ 

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